【新唐人2014年6月1日】5月28日、山東省招遠市のマクドナルドの店内で、食事をしていた女性が、男女6人のグループに電話番号を聞かれ、教えなかったところ、殴る蹴るの暴行を加えられ、その場で死亡しました。マクドナルドの向かい側は地元の警察署でしたが、警察は通報から30分後に現場に到着しました。死者の友人は、地元警察が事実を歪曲していると憤慨しています。
山東省招遠市公安局は29日、公式ミニブログ(微博)において、「28日午後9時ごろ、張という男をはじめとする6人のグループが、市内のマクドナルドの店内で女性と口論になり、女性に暴行を加えた。女性は治療の甲斐なく死亡した」と伝えています。
一方、死亡した女性の友人は、警察当局は事実を歪曲し、犯人を庇っていると述べます。
山東省招遠市 王さん
「通報して30分後にやっと警察が来ましたが、着いた時はもう死亡していました。警察は4分で着いたと言っています。本当に腹が立ちます。犯人には後ろ盾がいます。男の娘は電話番号を聞いて回り、教えないと罵り、殴打しました。なぜ人の電話番号を聞くのか、疑わしい所が多いです」
ネットユーザーが、主犯格の男を人肉捜索した結果、河北省出身の張立冬という男で、招遠市で金鉱を経営しているのが分かりました。一方、死者は7歳の子どもを持つ女性でした。
山東省招遠市 王さん
「人を殴りたければ殴り、殺したければ殺すって、通りますか」
ネット上には事件現場の映像がアップされました。男らは悲鳴を上げる女性を息絶えるまで殴り続けていますが、止めに入る人は誰もいませんでした。
広州市 賈さん
「共産党の暴政によって中国に現在このような良くない現象が現れています」
あるネットユーザーは、「見ていて心が痛む。周りに多くの人がいたのに、誰も助けなかった。大衆に良心がないから人が死んだ」と嘆いています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/05/31/atext1113213.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/水田 映像編集/工)